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第31回信毎諏訪湖レガッタと第9回全国ナックルフォア大会は10日、諏訪郡下諏訪町の町漕艇場1000メートルコースで2日間の日程で開幕した。初日はあいにくの雨となったが、予選と敗者復活戦の白熱したレースが展開された。 県内と東海、北陸地方などから225艇がエントリー。午前7時には小雨が降っていたが、湖面は穏やかで競技は予定通り開始。選手はスタートの合図を受け、力強くこぎ出した。 湖岸にはかっぱ姿や傘を差した生徒、保護者らが並び、肌寒さの中、応援した。岐阜県内の高校3年男子の父親(46)は「午前2時ごろ出発し、車で来た。今年は締めくくりの年。結果よりも精いっぱいやることが大事」と話した。11日は午前7時から、準決勝と決勝を行う。(長野県、信濃毎日新聞社)
10日午前5時15分ごろ、松本市蟻ケ崎の市アルプス公園駐車場に止めた軽乗用車の中で女性がぐったりしている−と、散策をしていた男性が110番通報した。松本広域消防局の救助隊員らが駆けつけたが、心肺停止状態だった。松本署で死亡が確認された。車内には洗剤などの容器やバケツが残されており、同署は女性が硫化水素を発生させて自殺したとみて調べている。 同署によると、女性は同市在住の無職(32)。運転席の背もたれを倒し、あおむけの状態で見つかった。車は施錠されており、防護服を着けた救助隊員らが運転席側の窓ガラスを割ってドアを開けた。運転席の窓には内側から「猛毒ガス発生危険」などと書かれた張り紙があり、車内には遺書があった。 野鳥観察で公園を訪れ、車を発見した男性(59)によると、仲間と窓をたたくと、すき間から硫黄のようなにおいがしたという。車内には人が写った写真や連絡先などを記した紙、バケツが見えた。男性は「(硫化水素自殺は)報道で知っていたが、まさかと思った。切なくなった」と話した。(長野県、信濃毎日新聞社)
県内各地の「道の駅」で山菜の売れ行きが順調だ。昨年は雪が少なかった影響で、北部を中心に奥山の山菜も早めに出て「短期集中型」だったものの、今季は例年並みに楽しめそうだ。県外からも客が訪れ、信州の山の幸を買い求めている。 北安曇郡小谷村の国道148号沿いにある道の駅「小谷」では、タラノメやギョウジャニンニク、コゴミのほか、休耕田で栽培しているネマガリダケが早くも店頭に並ぶ。 「幻の山菜」と呼ばれるウトブキや、山ウドも出始めたものの、「奥山で採れる本格的なやつはこれからです」と運営会社社長の細沢洋一さん(67)。北陸方面から訪れる人にはネマガリダケやウドが人気で、県内客にはウトブキを求める人が目立つという。「例年並みの雪に恵まれたので今季は長く楽しめますよ」と細沢さんの声も弾む。 下水内郡栄村の国道117号沿いにある道の駅「信越さかえ」では、4月末にフキノトウが並び始め、大型連休明けからはワラビやギョウジャニンニクが入荷している。10日午前には、アケビの芽やコシアブラ、花ワサビなどを含め計10種類が並んだ。 雪深い同村では、山菜が出回るのが県内の他地域より半月ほど遅い。品ぞろえを電話で確認して ...
乗り合いタクシーを活用した安曇野市のデマンド交通システム「あづみん」の視察が相次いでいる。9日には、昨年9月の試行運行開始から15件目となる福岡県八女市の一行が訪れた。民間のバス路線廃止などで代替交通手段の確保に悩む全国の自治体から、効率的な公共交通のモデルとして注目を集めているようだ。 同システムは電話予約で自宅から目的地まで乗り合いで利用する。ニーズに応じて運行するため、乗車率を高められる。合併を機に導入し、ワゴン車など14台を走らせている同市のシステムは全国最大規模だ。昨年9月に189人だった1日平均の利用者は、今年3月に332人に増えている。 視察に訪れたのは関東や中部、関西などの県、市、村の職員や議員団など。県内でも松本電鉄が市内バス路線の見直しを表明している松本市のほか、飯田市も信南交通が直営路線バスの撤退方針を示す前の昨年9月に訪れている。 八女市では民間バス会社が今年9月に路線を廃止。2年後を目指す2町2村との合併では広大な山間地が編入される見込みで、野田国義市長は「安曇野市の仕組みは効率的で、ドア・ツー・ドアも魅力に感じる」と話していた。 一行は市社会福祉協議会本所にあ ...
上水内郡小川村が6月に実施する、長野市との合併の是非を問う住民投票を前に、村民有志が9日、村議会主催の公開討論会を開くよう求める清水勝義村議会議長あての要望書を議会事務局に提出した。要望には合併への賛成、反対双方の立場の住民が加わっており、納得いく議論を経て村民に判断してもらいたい−と手を携えた形だ。 要望書は、合併によらず自立を目指す住民でつくる「小川村の明日を模索する会」と、長野市との合併を支持する住民でつくる「小川の将来を考える会」の代表2人の連名で提出した。 村民が村の今後の方向性について判断し選択するためには、十分な情報提供や自由闊達(かったつ)な意見交換の場が必要−とし、討論会開催は「住民投票条例案を可決した議会の責務」と指摘。 日時は6月1日午後とし、パネリストは自立派、合併派の村民を3人ずつ(村議各1人を含む)計6人を想定。司会者には村外の人物を充てるなど、具体的な内容も提言している。 清水議長は取材に「来週にも全員協議会を開いて審議する。決まれば、要望書に沿った形で(討論会を)行いたい」と話した。 村は8日から6月8日まで、村内20カ所で村が選んだ自立の方針について説明す ...
生態系を乱す恐れがあるとして特定外来生物に指定されている北米原産のアレチウリが、県内の旧120市町村の75%に上る90市町村に分布し、このうち24市町村は「ほぼ全域」としていることが9日、県環境保全研究所の調査で分かった。同じ特定外来生物で、キク科の多年草オオキンケイギクとオオハンゴンソウ、ゴマノハグサ科の多年草オオカワヂシャも分布していることを確認した。 昨年8月以降、きめ細かく調べるため、平成の大合併以前の旧市町村ごとに分布や駆除の有無を聞いた。これらの県内での繁殖状況を市町村単位でつかんだのは初めて。 アレチウリの分布について「ほぼ全域」としたのは上伊那地方や、旧長野市、旧松本市、旧上田市周辺で目立った=地図。「一部の地域」としたのが47市町村と最も多く、「複数の地域」は19市町村。分布を確認したうち59市町村が駆除活動をしているとした。一方、「分布なし」「不明」は30町村だった。 斜面の地固めや緑化などに使われた経過のあるオオキンケイギクは、「ほぼ全域」が旧伊那市と上伊那郡中川村。「一部または複数の地域」が60市町村、「分布なし」が17市村。「不明」が41市町村だった。 明治時代 ...
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の原因になるタンパク質性の感染因子「プリオン」と同様に、遺伝子を持たない異常タンパク「アミロイド」が、ネコ科の哺乳(ほにゅう)動物のチーターで伝播(でんぱ)し病気を引き起こしている可能性が高いことを、信大大学院(松本市)の樋口京一・加齢適応医科学系教授(病態遺伝学)と麻布大のグループが突き止めたことが、9日までに明らかになった。伝播するアミロイドは、これまで同教授らがマウスなどの小動物では確認していたが、「より人に近い大型動物では世界初」(池田修一・信大医学部教授)とされ、人レベルでの追究が大きな課題になってきた。 野生や飼育されているチーーターは近年、肝臓、腎臓、腸など、脳を除くほぼ全身の臓器にアミロイドが沈着して死ぬケースが目立ち、研究者らの間で絶滅を危惧(きぐ)する声が上がっている。 樋口教授らは、厚生労働省研究班の一環として、アミロイドによる疾患「アミロイドーシス」で死んだチーターのふんの中から、AAという名前で呼ばれるアミロイドを採取。マウスの血液中に少量注射したところ、AAアミロイドは伝播して“増殖”した。 AAは、ふだんはSAAといわれるタンパ ...
9日正午ごろ、下伊那郡喬木村伊久間の公園内の駐車場に止めた乗用車内で人が倒れている−と、近くの住民から飯田署に通報があった。署員らが駆けつけたところ、同村の会社員男性(21)が後部座席に倒れており、既に死亡していた。車内には薬品の容器が数本あり、同署は硫化水素を発生させた自殺とみて調べている。 調べによると、見つかった容器の薬品は硫化水素を発生させる可能性があり、車内からは強い薬品臭がした。車の鍵はかかっていなかったが、争った跡や目立った外傷はないことから、自殺とみて死因の特定を進めている。遺書などはなかった。 同署などによると、男性は3日ほど前から行方が分からなくなっており、同居している家族が捜していた。乗用車は2、3日前から同じ場所に止まっていたという。 駐車場の周囲に民家はないものの、村は現場に近づかないよう、防災行政無線や有線放送で呼び掛けた。(長野県、信濃毎日新聞社)
109歳で県内最高齢の小池きみゑ(こいけ・きみえ)さんが9日午前8時44分、肺炎のため諏訪郡富士見町の県厚生連富士見高原病院で死去した。同郡原村出身。自宅は原村柳沢650。告別式は11日午後2時から茅野市玉川神之原2817のJA虹のホールたまがわで。喪主は長男の市次(いちじ)さん。 小池さんは1898(明治31)年6月17日生まれ。家族によると、40代で夫を亡くした後、農業の傍ら布団の仕立てや洋品販売の店を85歳まで営んだ。5年ほど前から同村内の特別養護老人ホームに入所。肺炎にかかり、今年3月下旬から同病院に入院していた。 県長寿福祉課によると、県内の最高齢者は、109歳の荒井うめのさん=松本市=となった。(長野県、信濃毎日新聞社)
安曇野市内の9宿泊施設が10日から計6日間、ヘリコプターで北アルプスを眺望する遊覧飛行ツアーを行う。2004年から「ほりでーゆ??四季の郷(さと)」が単独で春と秋に行ってきた企画で、残雪の北アルプスを安曇野の観光資源として生かそうと周辺の施設が連携。山岳の魅力を体感してもらい、安曇野への再訪につなげる。 「ほりでーゆ??」営業課の吉田益文課長によると、遊覧飛行は登山から退いた高齢の山岳愛好者に…
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