
大出原に数多くの高山植物が咲いてます。
【高山植物】
大出原にチングルマの群生地があり、今が一番の見頃です。他にハクサンコザクラ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ、エゾシオガマ、イワカガミ、ウラジロナナカマド、クルマユリなど。鑓温泉上部の鎖場付近にニッコウキスゲが咲いてます。
鑓温泉〜小日向コルは、オニシモツケ、タテヤマウツボグサ、オタカラコウ、モミジカラマツ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマコゴメグサ、マルバダケブキ、シナノナデシコ、オオバギボウシなど。小日向コルはニッコウキスゲが満開です。
小日向コル〜猿倉は、キンコウカ、シモツケソウ、オニシモツケ、バイケイソウ、オタカラコウ、オオレイジンソウなど。
【登山道】
大出原に30メートルほどの雪渓があります。その他は夏道です。
鑓温泉上部の岩場は、水が流れていて滑りやすいので充分注意してください。
鑓温泉から小日向コルにかけて、湯の入沢、鑓沢、落石沢、杓子沢の4ヶ所に雪渓があります。いずれも上部からの落石に充分注意して、速やかに雪渓を通過してください。
その他は夏道が出ていますが、小日向コルまでは急斜面をトラバースするルートが多く、しかも登山道が狭くて崩れている箇所があるので、足元に充分注意してください。